市川聖マリヤ教会
教会での出来事

2018年05月27日
教会報「聖鐘(チャイム)」巻頭言から(2018年6月)

「主の御助けによって」

牧師 司祭 ダビデ 渡部 明央

 今年も5月13日の主日に、当教会創立84年記念のお祝いの時を持つことが出来ました。また、この日は敬老の集いも行い、礼拝後には人生の先輩方を囲み、和やかな歓談の時を持ちました。当教会で敬老の日をお祝いする80歳以上の方は99名おられます。お一人ひとりの歩みには様々なことがあったことでしょう。しかしその歩みを、主が守り、支えてくださいました。私たちはその事を感謝し、これからも主が御手を持ってお一人ひとりを支えてくださいますようにと、祈って参りたいと思います。

 創立記念日の翌週、教会暦は聖霊降臨日を迎えます。イースターから聖霊降臨日までの50日間は「大いなる50日」と言われ、教会は主イエス様の復活の喜びを盛大に祝います。

 聖霊降臨の出来事は、弟子たちに力を与えました。弟子たちは聖霊により力を得て、力強く世界各地に宣教に出かけます。そして多くの教会を生み出し、各地に福音が広まっていきました。そのことから聖霊降臨日は、しばしば「教会の誕生日」と言われます。

 聖霊降臨の出来事によって弟子たちが各地で福音を宣べ伝え、さらにそこから世界各地へと福音が広まりました。そして果ては遠く離れたこの日本まで広まり、私たちの教会までつながっていきます。そして市川聖マリヤ教会が生まれ、この地で84年もの間、福音を宣べ伝えて参りました。

 聖霊降臨の少し前に主イエス様の昇天の出来事が起こります。その出来事を、聖マルコは次のように伝えます。「主イエスは、弟子たちに話した後、天に上げられ、神の右の座に着かれた。一方、弟子たちは出かけて行って、至るところで宣教した。主は彼らと共に働き、彼らの語る言葉が真実であることを、それに伴うしるしによってはっきりとおしめしになった。」(マルコによる福音書24章19・20節)

 聖マルコは、聖霊降臨の出来事については触れていませんが、しかし主の昇天の後、弟子たちが出かけて行って至るところで宣教したこと。そして主が弟子たちと共にいて働かれたことを伝えています。

 主の昇天から聖霊降臨を経験した弟子たちが、各地へ福音を宣べ伝え教会を生み出していった時、彼らの力だけで成しえたのではありません。主が共におられ、彼らの働きを助けられたのです。同じように、市川聖マリヤ教会の84年の歩みも、当教会に集う人の力だけで歩みを続けて来られたのではなく、主の助けがあったのです。主の御助けによって歩んで来られたのです。創立記念を迎え、教会の誕生を祝う時、主が共に働かれて、導かれたことを覚え、感謝の祈りをささげたいと思います。そしてこれからも、主の御助けを信じ、この市川の地で、ご一緒に主イエス様の喜びを伝えて参りたいと思います。
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