市川聖マリヤ教会
教会での出来事

2018年12月25日
教会報「聖鐘(チャイム)」巻頭言から(2019年1月)

「わたしたちのために来られたイエスさま」
 
牧師 司祭 ダビデ 渡部 明央

 主のご降誕、おめでとうございます。市川に赴任して初めて迎えるクリスマス。多くの兄弟姉妹の皆様とともに、主のご降誕をお祝い出来る恵みに感謝いたします。

 野宿をしながら夜通し羊の群れの番をしていた羊飼いのもとに天使が現れ、救い主の誕生を告げます。

 「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった、この方こそ主メシアである。」(ルカによる福音書2章10-11節)

 この時天使が示したことは、救い主イエスさまの誕生は、「民全体」に与えられた大きな喜びであること。そして、救い主イエスさまは、「あなたがた」のためにお生まれになった、ということです。

 イエスさまのご降誕は、この世界の「どこか」で起こったのではありません。「わたしたちのため」に起こったのです。もっというなら、「わたし」のために起こったのです。わたしたち一人ひとりのために救い主イエスさまはお生まれになったのです。

 福音記者聖ヨハネも、「神は、その独り子をお与えになったほどに、この世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。」(ヨハネによる福音書3章16,17節)と記し、神様の御心は、御子イエスさまによってわたしたちを救うためであることを伝えてくださいました。

 クリスマスは、わたしたちとどこか関係のない出来事ではありません。神様がわたしたちを愛され、わたしたちを救うために、御子イエスさまをこの世に送ってくださった出来事なのです。

 天使がマリヤ様に告げた「おめでとう」という言葉は、マリヤ様を通してわたしたちにもかけられている言葉です。クリスマスは、わたしたちにとって「おめでとう!」という出来事です。神様はわたしたちを愛されたがゆえに、御子イエス様を私たちのもとへと送ってくださった。その御子によってわたしたちは、神様の愛を知り、心の闇を取り除かれ、日々を豊かに生きていくことができるのです。

 幼子イエス様が私たちに与えられた、この計り知れない大きな恵みに感謝して、クリスマスをお祝い致しましょう。クリスマスおめでとうございます。
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