市川聖マリヤ教会
教会での出来事

2019年01月27日
教会報「聖鐘(チャイム)」巻頭言から(2019年2月)

「主の山に備えあり」
 
牧師 司祭 ダビデ 渡部 明央

 当教会は、2024年の創立90周年の時に、聖堂新築を目指しております。2016年5月より2年間建築準備委員会の働きが行われ、その働きを引き継ぎ、昨年12月には第1回建築委員会が開かれました。いよいよ本格的なスタートを切ったことになります。

 「聖堂」という教会の核となる建物を建築する上で、わたしたちが心に留めておきたいこと、それは主の栄光のために建てるということです。決して自分たちの満足、気持ちよさ、居心地の良さのために建てるわけではありません。この市川の地でキリストの喜びが多くの人びとに伝わるため、そして、ここで主の聖餐に与り、祈り、イエス様と共に生きるために聖堂を建てるのです。わたしたちの為ではなく、主が必要とされておられるから建てるのです。

 昨年、「教会」と「聖堂」ということをテーマに学びの時を持ちました。その学びを通して示されたことは、「教会」にしても「聖堂」にしても、神様が主体であるということです。教会も聖堂も神様なくしては成りえません。このことは、当たり前のことですが、よくよくわたしたちが心に留めておく事柄です。

 神様はわたしたちを主日ごとに呼び集めてくださり、慰めと励まし、喜びと希望を与え、ご自分の血と体をもって、わたしたちに生きる力を与えてくださります。わたしたちが教会に来るのではなく、神様がわたしたちを呼び集めてくださり、そして生きる力を与えてくださるのです。

 当教会の84年の歴史の中で、実に多くの方が、この教会を通してキリストに結ばれ、命の道を歩みました。主が市川聖マリヤ教会を通して、たくさんの人に多くの恵みと祝福を与えてくださったことを、わたしたちは感謝したいと思います。そして、今マリヤ教会に集うわたしたちも、これから主と出会う人たちも、この教会を通してイエス様の道を歩むことができますよう祈りましょう。一人でも多くの人が、イエス様と結ばれるためにわたしたちは新たに聖堂を建てるのです。

 改めてこれから聖堂建築の長い道のりが始まります。わたしたち一人ひとりが聖堂に対する思い入れがあります。そして聖堂に対するイメージが異なります。その違いがある中で、形を作っていくことは大変な事です。しかし意見を出し合い、議論を重ねていく上で示される道があります。「主の山に備えあり(創世記22章14節)」というみ言葉の通り、主が市川聖マリヤ教会にふさわしい聖堂を備えてくださります。主を信じて、ご一緒に新聖堂建築に向けて歩んで参りたいと思います。

 主の平和がこの家に入るすべての人々にありますように、父と子と聖霊のみ名によって アーメン(礼拝堂聖別式の祈り)
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